LSI設計
【論理設計】
Verilog-HDLやVHDLなどのハードウェア記述言語を使用しロジックの設計を行います。
【論理検証】
ハードウェア記述言語を使用し、
設計した論理回路をシミュレータを介して検証し、
製品の品質向上、動作確認を行います。
【テスト設計(DFT)】
LSIの故障検出率を向上させるための回路挿入や故障検出用パターンを作成します。
【回路設計】
ゲートサイズの決定や、性能特性を決定する抵抗/コンデンサを算出します。
【回路検証(SPICE)】
回路設計により算出したトランジスタのゲートサイズや、
回路の配置配線による寄生抵抗/容量を考慮したシミュレーションを行い、
トランジスタのドライバビリティやアナログ回路の特性チューニングを行います。
【カスタムレイアウト設計】
集積度向上や特殊回路のレイアウトをマニュアル(人手)で設計します。
【P&R(Place and Route)】
最近のレイアウト設計は自動配置配線が主流となっており、
自動配置配線のCADツールを使用して、配置(Place)と配線(Route)を行います。
この作業は特に、標準化されたセルやモジュールライブラリを使用します。
【実負荷検証】
実際に配置配線されたレイアウト情報を基に配線抵抗や容量を考慮してシミュレーションを行い、仕様通りの動作特性となるか、消費電流値等の検証を行います。
【マスクレイアウト検証(DRC/LVS)】
レイアウト設計が完了したら、デザインルールに違反していないか、回路(ネットリスト)と一致しているかを検証します。